優良な不用品回収業者の選び方、無料見積もりと明確な料金体系と安心さで選ぶ
最近は不用品回収業者が急増。数多くある回収業者の中からどこを選べば分からない。高額請求してくる業者には出会いたくないものです。そこで、ここではどのような業者選びをすれば良いのかの見極め方について解説していきます。
どのようなケースで不用品を処理するかによっても依頼する業者も変わりますし、もしくは自治体に出せば済む場合もあります。ニーズに合わせて最適な業者選びをするためにご参考としてお役立てください。
優良な不用品回収業者の条件とは
信頼できる不用品回収業者かの見極めは法順守をしているかです。まずは古物商の許可・一般廃棄物の許可や許可業者との提携がされているかがポイントです。しかし、不用品を全て廃棄として考える会社の場合はコスト高になる傾向です。不用品=不要品であり、ただ使わなくなったものはゴミや廃棄されるだけのものではありません。古い物でも価値のあるものは多くあります。つまり優良な不用品回収業者というのは優秀なリユース業者だと言えます。しっかりと仕分け分別を行い、再利用が可能な物はリユースをする。目利きの力があるかが大きなポイントです。
第二条の四 国民は、廃棄物の排出を抑制し、再生品の使用等により廃棄物の再生利用を図り、廃棄物を分別して排出し、その生じた廃棄物をなるべく自ら処分すること等により、廃棄物の減量その他その適正な処理に関し国及び地方公共団体の施策に協力しなければならない。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
安心して依頼が出来る業者とは
安心して依頼ができる不用品回収業者は、信頼性が高く品質の良いサービスを提供しています。安心して依頼ができる業者の特徴をいくつか挙げてみました。
信頼性と実績
会社を長い期間にわたって営業して実績が多くある場合、その信頼性は評判になります。グーグルマイビジネスなどの口コミや評価など、他社の意見を参考にすることも大切です。
許可や資格
不用品回収の業務に関連する許可や資格を持っている業者は、専門スキルと知識を保持している可能性が高いです。リユース買取の場合は古物商の許可が必要ですし、完全な廃棄物の場合は一般廃棄物処理業者の許可が必要です。
許可の種類 | 特徴 |
一般廃棄物収集運搬 | 家庭から出る生活ごみの収集を主とした許可。それぞれの市町村から与えられる。与えられた市町村の許可地域のみで収集が可能。 |
古物商許可 | リユース・リサイクルを目的とし、売り買いをするための許可。この許可が無ければ販売をすることは出来ない。 |
産業廃棄物収集運搬 | 特定20品目で、会社から出る廃棄物を収集運搬する許可。家庭からの物は含まれない。 |
依頼の透明性
安心して依頼が出来る業者とは、料金など契約内容が明瞭ですシンプルで分かりやすくユーザーに提示していることが重要。逆に複雑にしているところは怪しく感じてしまいます。
作業後のアフターサービス:サービス提供後も問題が発生した場合に対応してくれる業者というのは安心感が増します。例えば回収し忘れていたものの対応であったり、作業後でも丁寧に対応するというのは重要です。
不用品に関する専門知識とコミュニケーション
回収する不用品をリユース・リサイクル・廃棄と適切に選別するための専門知識を持っていることが重要です。不用品に対して深い知識を持っている回収業者の場合は海外輸出の販路のノウハウもあります。さらにユーザーのニーズに対して適切なコミュニケーションスキルを持っているということも大切です。
適正な価格で回収
会社によって規模も違い不用品回収の相場が異なることがありますが、一定の相場から外れず公正な価格設定が行われているかの確認をしましょう。価格が安すぎる場合はサービスの品質や信頼問題があったり、追加費用の可能性があるため注意が必要です。
回収費用のパターン
基本料金+回収品費用、例えば基本料金が3000円の場合、タンスの回収費用が2000円であれば合計5500円(税込み)というように、少量の場合は個別計算で明確に価格を提示している。
トラック積み放題プラン、軽トラック、2トントラックなどで、それぞれのトラックで容量に合わせた料金体系。作業費・処分費の全てがコミになっているのが大きな特徴。
過去の実績や参考事例
回収業者がこれまでにどのような作業を行ったのかを確認し、その実績を参考にすることが大切です。
相見積り
複数の業者から見積り検討することで、価格やサービス内容を比較することで適切な選択ができます。
これらの要素を考慮し、信頼性が高く安心して依頼ができる業者を選ぶことが大切です。 レビューや評価・参考事例などを活用して慎重に選択することをおすすめします。
不用品回収業者の探す方法
不用品回収業者を探す方法はいくつかあります。以下にいくつかの方法を紹介します。
- インターネット検索:インターネット検索で「不用品回収+地域名」のキーワードで検索すると近くの不用品回収業者の情報が出ます。複数の検索結果の中から業者を比較して選ぶことが出来ます。
- ディレクトリサイト:ディレクトリサイトサイトとは、例えばグーグルの「マイビジネス」があります。マップ上で近くの不用品回収業者を探して選ぶことが出来ます。
- 口コミレビューサイト:有名なところでは「暮らしのマーケット」のようなサイト。複数の業者が表示されていて、それぞれにレビューを掲載されている。他のユーザーの評価や経験を確認することができます。信頼性の高い業者を選ぶための参考になります。
- SNS:ソーシャルメディアプラットフォーム(Facebook、X、旧Twitter、Instagramなど)で、地域の不用品回収業者を探して選ぶことが出来ます。
- チラシや新聞:新聞を利用する人は随分減りましたが、投げ込みの広告、いわゆるポスティング広告で不用品回収業者を見つけることも出来ます。しかし会社の詳細が書かれていない場合は信頼性が無いので利用しない方が良いです。
- 自社運営のウェブサイト:不用品回収の専門サイトをネット検索。例えば会社名で指名検索などの方法がある。サービス内容や料金などが細かく書かれているので、自分のニーズに合う内容の回収なのかがより分かる。さらにポータルサイトや一括見積もりサイトの場合は、質問や見積もり依頼はポータルサイトを経由するのでスムーズに行かない場合があるが、直接その会社にコンタクトをするのでやり取りがスムーズというメリットがある。
注意すべき不用品回収業者とは
拡声器を使った回収業者
車にスピーカーを付けて拡声器でアナウンスしながら街の中を走る回収業者がいます。軽トラックを使用して細かい路地裏まで回っていますが、このような回収業者のほとんどは何も許可を保持していない可能性があります。
所在が分からない会社
ホームページやチラシの中を見ても会社の住所がはっきり記されていない場合があります。会社として成立していない可能性があります。もしくは連絡を取れなくするために書いていないのかもしれません。仮に高額請求された後に連絡を取ろうとしても繋がらないということになる恐れもあるので関わらない方が良いです。
安さだけを強調する会社
「何でも安く回収する」と、価格の安さを強調する会社がありますが、回収する不用品がリユース・リサイクルできるものだけであれば安くすることは可能です。しかし廃棄物になるものはコストがかかります。もし廃棄物になるものが含まれている場合には高額請求される可能性があるということに注意しなければいけません。ぼったくり不用品回収で40万の高額請求
不用品回収サイトにも種類がいくつかある
不用品回収を検索しても、すべてが実際にサービスを行っているわけではありません。
- 直接サービスを行う会社のサイト
- IT(広告)会社が運営する送客用のポータルサイト。一括見積もり、もしくは口コミサイトなど。
会社も様々
サイト検索をするとその会社が運営する直接のサイトとサイトを持っていない会社(もしくは上位表示されないため)の登録型のポータルサイトがあります。そのそれぞれどんな違いがあるのかを比較してみます。写真の説明を記入します
直接運営のサイトの場合
不用品回収のサービスを実際に行う会社のホームページ。サービス内容や料金の確認などをしたい時にも、電話やメールですぐに連絡できるのも良い点です。内容が良ければそのまま依頼をすることが可能です。価格交渉についても直営ならばやり取りはスムーズです。
IT会社運営のポータルサイトや口こみサイトの場合
ポータルサイトの場合は、「集客の窓口」であって、実際に不用品回収のサービスを行っていません。もっと詳しく聞きたい場合も、全てメールフォームを通してのやり取りのみになります。
日にちの変更や時間の変更などもメールを通じての場合は時間が少しかかります。
暮らしのマーケット
直営サイトとポータルサイト経由からくる業者の違い
直営サイトは運営している会社に連絡をするわけですから、依頼や依頼変更やキャンセルからクレームまでも直接連絡を取り合うことが可能です。
しかしポータルサイトの場合にはサイト運営会社は業者窓口となり紹介をするだけなので、詳細な内容を問い合わせても話は伝わりません。その委託業者が請け負うことになるので、トラブルが起きた時には話がスムーズにいかないこともあります。
ポータルサイトにリピートで依頼をしたとしても、毎回来る業者(協力店)が変わる可能性もあります。
そして費用もその協力店によっても価格が異なるので、同じ作業を依頼しても値段が違うということもあります。
不用品回収業者のグーグルマップを使った探し方
ポータルサイト以外で選ぶのなら、地域の会社をグーグルマップから探すことも可能です。グーグルマップの検索で「不用品回収業者+地域名」で検索をすると表示されます。
地域密着のサービスで、近くの会社の方がリピートする時にも頼みやすいというメリットもあります。市内全域、近隣の地域を対応するところが大半です。
不用品によって最適な業者を選ぶ
「不用品」とは、現在の生活の中で必要とされていない物や品物を指します。全く使っていないか使用頻度が低い物。使われれる機会が少ないとは言え、全く価値が無いかと言えばそうでも無くて、廃棄物として処理する前にリユース・リサイクルが可能だということを知っておいていただきたい。不用品=廃棄物ではありません。
- 古い家具: 和タンス(着物)や婚礼タンスのような大型の家具は需要が少ないが海外輸出なら可能。時代家具やブランド家具はリユースされることがあります。
- 衣類:古着として価値の高いのはブランド品。ノーブランドでも買取りするショップは重さで査定するところがある。ウェスなどで衣類はリサイクルされるので、可燃ごみで処理はもったいない
- 家電製品:生活家電の場合、リユースが可能なのは7年が目安。ただしオーディオや無線機のようなものは故障していても査定可能な場合があるす。
- 本や雑誌:予定がない、またはすでに読み終わった本や雑誌がある場合、これらは不用品となる可能性があります。
- 装飾品: 興味を持たなくなった装飾品やインテリアアイテムは、不用品と考えられるが、これも他の誰かが見れば欲しいと思われる場合もあり、破損していなければ再利用は可能
- おもちゃや趣味の道具: 子供が成長して使わなくなったおもちゃや、趣味を変えたために使わなくなった道具などが不用品となることがあるが、これも破損していなければ再利用は可能
- 不要な文房具や日用品・生活雑貨: 生活雑貨でブランド品なら買取可能、日用品や文房具の査定は難しいが、海外輸出なら再利用が可能
リサイクルやリユース、廃棄の適切な処理方法にも配慮することが大切です。
不用品回収業者
不用品回収業者の得意としているのは部屋からの運び出しや、大量の荷物の引取りです。限られた時間の中で不用品回収をすることが出来ます。依頼者が仕分け・分別をする必要はありません。廃棄処理だけでなく、リユース・リサイクルに力を入れているところが増えているので回収したものは最大限に再利用されることで環境にも配慮をしています。
メリット:自分で運び出しが出来ない時や大量に不用品処理する場合に向いています。1点からでも引き取りは可能
デメリット:搬出の作業費や交通費・運搬費といった処理費用がかかる。
リサイクルショップ
中古販売を目的として不用品買取をしています。そのため再販が難しい物は回収はしてもらえません。引き取りをして欲しくても残ってしまう可能性があります。
メリット:廃棄処理する予定だったものが現金になる可能性がある。
デメリット:不用品の全てを買取してもらえない場合があるので、要らないものすべてを処理できない可能性がある。
参考
不用品回収業者に依頼をする前にリサイクルショップに査定をしてもらい、その後に回収業者に依頼をするのも方法の一つです。
自治体粗大ゴミ収集
市町村が行う粗大ゴミ収集。長さが約30センチを超えるものが粗大ゴミ・大型ごみの区分になり、申し込み制で収集が可能。少量でかつ持ち運びが自由に出来るものが向いています。1度に出せる量が決まっている自治体もあり、まとまって出せない場合があり、家財処分・引っ越し・遺品整理の時に全て処理するのに時間がかかります。
メリット:手数料が安い。1点数百円からの収集。
デメリット:運び出しは各自で行わなければいけないので、大型家具などは苦労をする。収集日を選べれない。月に1回くらい。
不用品回収業者を利用するのは、大量の処分が必要な時や自分で運び出しが出来ないような時がおすすめとなります。特に引っ越しや家財処分、遺品整理といったケースの時が良いでしょう。価格重視であれば自治体の粗大ゴミ収集をを利用し、リユース可能な物が多いのであれば、処分の前にリサイクル業者に査定をするのがおすすめです。
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投稿者プロフィール
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2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。
お譲りいただいた不用品はリユース・リサイクルの分別を行い、最終的に残るものは一般廃棄物許可業者に委託をして処理されています。
【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号
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