実は簡単だった「傘の捨て方」をお教えします

古くなったり壊れたりした傘を捨てる方法がわからない方も多いのではないでしょうか。この記事では、傘の正しい捨て方について詳しく解説します。各自治体のゴミ出しルールに従った処分方法や、リサイクルや再利用のアイデア、分解手順まで、傘の処分に関するあらゆる情報を網羅しています。傘の処分でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

傘の処分についての基本情報

傘を捨てる際の基本ルール

古くなったり壊れたりした傘を正しく捨てるためには、各自治体のゴミ出しルールに従うことが重要です。以下に、傘を捨てる際の基本的なルールを詳しく説明します。

1,自治体のゴミ分別ルールを確認

  • 各自治体ごとにゴミの分別ルールが異なります。傘を捨てる前に、住んでいる地域のゴミ分別ルールを確認しましょう。
  • 自治体のホームページやゴミ出しカレンダーを参照することで、正しい情報を得ることができます。

傘の素材別に分別

  • 傘は金属、プラスチック、布などの素材で作られています。自治体によっては、これらの素材を分別して捨てる必要があります。
  • 分解が必要な場合は、傘の骨組み(金属部分)と布やビニール部分を分けましょう。

3. 傘の分解方法

  • 傘の金属部分(骨組み)は、ペンチやハサミを使って取り外します
  • 布やビニール部分はハサミで切り取ります。

安全に分解するため、手袋を着用し作業中に怪我をしないよう注意しましょう。

4. ゴミの分類と出し方

自治体によっては、分解した傘を不燃ゴミとして回収する場合があります。金属部分は不燃ゴミ、布やビニール部分は可燃ゴミとして分類することが一般的です。

傘の種類別捨て方

傘を捨てる際には、傘の種類によって適切な捨て方が異なります。以下に、ビニール傘、折りたたみ傘、長傘のそれぞれの捨て方を詳しく説明します。

1. ビニール傘の捨て方

ビニール傘は最も一般的で、プラスチックと金属を主な素材としています。以下の手順で捨てましょう。

  1. 布部分を取り外す。ハサミでビニール部分を切り取ります。
  2. 金属部分の取り外し。ペンチを使って金属の骨組みを取り外します。
  3. プラスチック部分の取り外し。持ち手や先端のプラスチック部分も取り外します。

分別

  • 金属部分: 不燃ゴミ
  • ビニール部分: 可燃ゴミまたは不燃ゴミ(自治体による)
  • プラスチック部分: プラスチックゴミまたは不燃ゴミ(自治体による)

2. 折りたたみ傘の捨て方

折りたたみ傘はコンパクトな設計で、金属、布、プラスチックが使われています。以下の手順で捨てましょう。

  1. 布部分を取り外す。ハサミで布部分を切り取ります。
  2. 骨組みを取り外す。ペンチで金属部分を取り外します。
  3. プラスチック部分の取り外し。ペンチで金属部分を取り外します。

分別

  • 金属部分: 不燃ゴミ
  • 布部分: 可燃ゴミまたは不燃ゴミ(自治体による)
  • プラスチック部分: プラスチックゴミまたは不燃ゴミ(自治体による)

3. 長傘の捨て方

長傘は金属、布、木製またはプラスチックの持ち手を持つものが多いです。以下の手順で捨てましょう。

  1. 布部分を取り外す。ハサミで布部分を切り取ります。
  2. 骨組みを取り外す。ペンチで金属の骨組みを取り外します。
  3. 持ち手の取り外し。木製またはプラスチックの持ち手を取り外します。

分別

木製またはプラスチック部分: 木製は可燃ゴミ、プラスチックはプラスチックゴミまたは不燃ゴミ(自治体による)

金属部分: 不燃ゴミ

布部分: 可燃ゴミまたは不燃ゴミ(自治体による)

傘の処分は自治体で回収を行っています

傘は長さ30センチを超えるものですが、各自治体では粗大ゴミの扱いにはならないケースがほとんどです。行政による収集に出せば費用はかからず処理することは出来ます。

名称がそれぞれの地域で「不燃ごみ」や「小物金属」「小さな金属」のように異なります。そして骨組みと布を分けて処理しなければいけない地域もあるので、処理方法を確認してから排出する必要があります。

地域別の名称と処理方法

横浜・川崎・東京都を例に挙げて、それぞれの呼び名や処理方法をご紹介します。

地域名称出し方
横浜市小さな金属傘の骨組みは「小さな金属」布地は「燃やすごみ」で分けて出します
川崎市小物金属30センチを超えていても大丈夫です。そのまま出せます。
東京都不燃ごみ月に2回収集があります。
横浜市の粗大ごみ収集手数料

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【川崎市】傘の出し方(傘の出し方)

リサイクルショップで売れるのか?

使用感の少ない傘や、ブランド品の希少性の高い傘であれば中古買取も期待が出来ます。ただ売れる傘にはある法則があります。

ブランド・状態によっては買取が出来る

例えばヤフオクで、「ルイヴィトン」のパラプリュイ(傘)で村上隆さんとコラボした、モノグラムなチェリー柄で限定の傘がありましたが、販売価格はなんと、148000円で売られていました。これは未使用品ですが、それに近い状態であればかなり高値で売ることも出来るでしょう。

これほど高い価格でなくても、シャネル、バーバリーやミラショーンなど多くの人が知っているブランドの傘の方が中古として売りやすいです。雨傘だけでなく日傘も中古で売ることは可能ですが、いずれにしても、新品の価格が中古に反映されるので、ノーブランドや使用感のある傷みがあるものは査定出来ないことが多いです。

贈答品などの傘

いただきものの傘が何本もあるケースもよくあります。中にはお家によっては数十本近くあったりする場合も。贈答品の傘は一本当たりの単価はそれほど高くはない場合が多く、それらを中古として販売する時には1本ずつでは査定できないこともあります。しかしまとまった量があれば「まとめて査定」をして買取してもらえるケースはあります。

買取を対象とするお店で査定をする

ヴィトンやシャネルのようなブランド品であれば、ブランドバッグを取り扱う店舗でも買取は可能でしょう。しかハイブランド以外の場合は一般的なリサイクルショップでも対応しますが、生活雑貨など、幅広いジャンルで買取している店舗がおすすめです。傘だけの買取希望であれば、出張買取ではなく持ち込みによる買取が良いでしょう。ただし、その他にも家財道具一式のように大量の買取品があれば出張買取でも査定は行ってもらえます。

傘の処分についてよくある質問(FAQ)

傘の処分に関するよくある質問(FAQ)を以下にまとめました。

古い傘をどうやって処分すればよいですか?

傘の処分方法はいくつかあります。一般的には、「燃えないごみ(不燃ごみ)」として自治体の回収に出すのが一般的です。自治体によっては、「粗大ごみ」として扱われる場合もあるため、自治体のごみ分別ルールを確認することが重要です。

壊れた傘はどのごみに分類されますか?

多くの自治体では、壊れた傘は「燃えないごみ(不燃ごみ)」として扱われますが、サイズや素材によっては「粗大ごみ」として処分する必要がある場合もあります。お住まいの自治体のごみ分別ガイドラインを確認してください。

傘の骨や布地を分別して処分する必要がありますか?

一部の自治体では、傘を分解して、骨(金属部分)と布地を分別することが求められることがあります。しかし、ほとんどの場合、そのまま「燃えないごみ(不燃ごみ)」として出すことができます。分別の必要があるかどうかは、自治体の指示に従ってください。

傘をリサイクルする方法はありますか?

傘のリサイクルは難しい場合が多いですが、リサイクル業者ではリサイクルが可能な場合もあります。また、再利用可能な素材(布や金属)が含まれている場合は、それらを取り出してリサイクルすることも考えられます。傘の素材に応じて、リサイクル可能かどうかを判断してください。

傘を寄付することはできますか?

傘がまだ使用可能であれば、寄付することも選択肢の一つです。地域のNPO団体やチャリティーショップ、リサイクルショップで引き取ってもらえることがあります。また、災害時の支援物資として提供されることもあります。事前に受け入れ先の団体に問い合わせてみましょう。

傘の処分に費用はかかりますか?

一般的に、傘を「燃えないごみ(不燃ごみ)」として処分する場合、自治体のごみ処理費用はかかりません。

ビニール傘も金属部分があるので不燃ごみですか?

はい、ビニール傘も金属部分を含むため、通常は「燃えないごみ(不燃ごみ)」として処分されます。ただし、自治体によっては、「プラスチック製品」として扱われる場合もあります。必ず自治体のごみ分別ルールを確認してください。

不用品回収業者に傘の処分を依頼するメリットは何ですか?

不用品回収業者に依頼すると、傘を含む複数の不用品を一度に回収してもらえるため、手間が省けます。また、業者によっては時間指定や自宅までの回収サービスを提供しているため、忙しい方には便利です。ただし、回収費用が発生することが多いので、事前に料金を確認することが重要です。

不用品回収業者の傘の引取り

不用品回収サービス

不用品回収業者に依頼をする一番のメリットは部屋からの「運び出し」をしてもらえるということです。傘一本からでも回収にお伺いすることは可能です。しかし作業費や処分費や交通費といった費用がかかるので、依頼をする場合には費用対効果を考えると良いでしょう。つまりお金を支払ってでも運び出す価値があるか無いかということです。

引き取りの費用

不用品回収業者に引き取りの依頼をする場合には「作業費」「交通費」がかかってしまいます 。お部屋からの運び出しには1名~2名必要な場合もありますから人件費が必要です。例えば傘一本であっても作業費・交通費を含めると1回収あたり4000円~は費用としてかかってしまいますので、このような物は不用品回収業者ではなく自治体への行政の収集がおすすめです。

回収業者に依頼をするメリット

月に2回ほどしかない行政の収集日に間に合わない時や、大量な傘を一度に処理したいときなど、日にち指定や時間指定出来るのは回収業者の大きなメリットです。ご予定に合わせてお伺いすることも可能ですし、運び出しについてもお部屋にいたままでお引き取りが可能で非常に便利です。

その他の不用品処分

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不用品処分廃棄方法

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この記事を書いてる人

この記事を書いているのは株式会社コーモドのスタッフ。2007年の創業から10数年以上のキャリアで、古物販売・リサイクル業の専門家。実際に現場作業も行いながら、リアルなリサイクル事情をお伝えする記事の執筆の2足のわらじで当ホームページのコンテンツを作成と管理を行っている。好きなものは古いイタリア車。

投稿者プロフィール

株式会社コーモド
2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。
お譲りいただいた不用品はリユース・リサイクルの分別を行い、最終的に残るものは一般廃棄物許可業者に委託をして処理されています。

【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号