ベビーカーの処分方法と不用品回収業者に依頼した場合を比較

ベビーカー

少子高齢化が進む我が国日本ですが、社会的な問題として取り上げられ、何とか改善しようと、色々な施策が検討されています。補助金、助成金といった、直接的な経済支援もありますが、幼子に優しい社会を作り出す雰囲気も、徐々にではありますが生まれようとしています。

ベビーカーに小さい子どもを乗せて、電車やバスを利用する場面では、多少車内で泣き叫んだところで、許容する文化が育まれています。すでに子どもが大きくなった方々にとっては、羨ましくも懐かしい記憶かもしれません。

今回は、子どもが大きくなり、ライフステージが徐々に進んだご家庭において、不要になったベビーカーの処分方法をご紹介します。家族の思い出は写真などに任せるとして、かさ張る不用品を適切に処理し、お子さんの次なる成長を見守っていきましょう。

ベビーカーの処理

ベビーカーを不用品回収業者に依頼することもできますが、粗大ごみ収集に出すこともできます。その他には再利用出来そうなベビーカーの場合は買取も可能だったりもします。処理費用がいくらくらいなのか?どのようなベビーカーなら買取が出来るかなど分かりやすくご紹介していきます。

ベビーカー処分時期

最初に、ベビーカーを処分するタイミングはいつ頃が適しているのか、念のため確認しておきましょう。単純に使わなくなった時という観点で、事が済めばいいのですが、そう簡単にはいきません。安易に考えてしまうと、損をしてしまうことになりかねないので要注意です。

成長に合わせたタイミング

生まれたばかりの子どもは、一緒に行動するにしても、抱っこ状態で親と常に一緒にいることが多いですが、大きくなるに伴い、体重も増え、抱え続けるには厳しくなってきます。次なる手としては、やはり便利なベビーカーを使う人がほとんどでしょう。

立って歩くようになれば、ベビーカーは即不要になると思われる方もいるかもしれません。しかしながら、外出中に途中て寝てしまったり、立ち続けることが不得意なお子さんの場合は、保持していたほうが便利です。お子さんの成長に合わせ、処分時期を見極めましょう。

環境の変化を想定

仮にお子さんが、もう十分成長し、ある程度一人で行動できるようになったとしても、ベビーカーは手放せない可能性があります。例えば、二人目のお子さんを考えた時、今捨ててしまっては、また新調しなければならなくなり、余計な費用がかかることになります。

逆に、転勤など引越を余儀なくされる場面では、乳児用から幼児用に、ベビーカーを買い替えることもあります。子ども自身のみならず、周辺の環境が変わることによって、処分時期にも影響が出ますので、様々なケースを想定してみてください。

ベビーカー処分の事前準備

前述の事項を踏まえ、ベビーカーの処分となりましたら、準備に取りかかりましょう。モノの形状からして、一般のゴミとは異なる捨て方になることは想像に難くなく、その分事前の備えが大切です。

2-1.ベビーカーの現況をチェック

ベビーカーは、購入する際にはメーカー、重さ、姿形といった項目を検討しますが、本体だけで事足りるかというと、後から色々なグッズを付けたす方が大半ではないでしょうか。事例としては、荷物を下げられるフック、音が鳴るおもちゃなどです。

ベビーカーを不用品として処分するためには、まずは通常のゴミとして、日々の収集で持っていってもらえるものを取り外すところから始めます。余分な付属品は、処理の妨げになる可能性もあります。廃棄品として、よりシンプルな形にしておきましょう。

売却や譲渡を検討

ただ捨てるだけではもったいない、と思われる方は、リサイクルショップといった、買い取ってくれるお店に持ち込んでもよいかもしれません。現物の状態によっては、老朽化が激しいといった理由で断れることもありますが、廃棄費用を抑えるには効果的な方法です。

また、周りにベビーカーが欲しいと思っている人がいれば、譲渡してしまってもよいでしょう。日本人はどちらかというと新品を好みますが、経済性や無駄を避けるという視点では、有効活用に繋がりますし、あげる相手にも喜んでもらえます。

2-3.自治体におけるルールを確認

自治体におけるルールを確認

廃棄となった場合、最初に思いつくのは、自宅が属する地域の自治体でしょう。捨てるにあたって、どのような区分になるのか、ルールを確認しておくことが重要です。ゴミの収集においては、廃棄の考え方や処分場の能力により、各自治体でかなりの地域差があります。

市区町村に依頼し、廃棄物として処分することになれば、具体的な方法を調べます。おそらくベビーカーはその大きさからして、粗大ゴミ扱いになりますが、最近は自治体のウェブサイトにも、十分な情報が掲載されていますので、正しい方法を把握しておきましょう。

ベビーカー処分方法

子どもと行動と多々共にしたベビーカーとのお別れは、少し寂しい気もしますが、不要との判断に至れば、実際にベビーカーを処分していくことになります。具体的な手法は以下の通りですが、ご自身が置かれている状況に合った方法をご選択いただければと思います。

3-1.引取先に依頼

引取先に依頼

ここでいう引取先とは、リサイクルショップや譲渡先です。前者の場合、お店に持ち込むこともあれば、電話で集荷を依頼することもできます。説明書といった購入時の付属品を、できるだけ一緒にしておくと、高く売れる可能性があるといわれています。

後者の譲渡の場合、個人間であげる、貰うことになりますので、無用なトラブルは避けるべく、事前の相互確認が必要です。特に品質面は、小さい子どもを乗せる道具ですので、どこか不良個所は無いか、念入りにチェックしておきましょう。

自治体に依頼

ルール的に問題がなければ、日々のゴミ収集を利用して、自治体に回収してもらう方法が便利です。収集日が曜日で限定されている、といった制限はありますが、誰かの手間をかけるわけでもなく、慣れた方法にて処分することが可能です。

ただし、粗大ゴミ扱いとなると、想定外の高額な手数料が生じる場合があります。リサイクルセンターなど、所定の場所に自分で持ち込む必要があるかもしれません。規則外の出し方をした場合、収集場所にいつまでも放置される恐れもあります。

専門業者に依頼

ベビーカーが不要になったお年頃とはいっても、まだまだ子どもには手がかかり、忙しい日々は変わりません。面倒なので、とにかくすべてを誰かに任せてしまいたい、と思われる方も多くいらっしゃるでしょう。

この場合、不用品回収業者に依頼してしまうのも得策です。もちろん一程度のお金はかかりますが、何しろ不用品を取りに来てくれて、適切かつ確実な処分をしてもらえますので非常に簡便です。不要となった廃品処分の専門家であり、便利で身近な業者といえます。

粗大ゴミでのベビーカーの処分費用

ベビーカーは長さ30センチ超えるものなので、粗大ごみとして処理することが出来ます。申し込み制による有料での収集です。申し込みは粗大ごみセンターへ電話、もしくはインターネットから可能です。

ベビーカーの粗大ゴミ処分費用は行政がお得でで、地域別でご紹介していきます。

品目手数料
横浜市200円
川崎市 30センチ~50センチ200円
    50センチ~500円
東京都大田区300円
   世田谷区 1人用400円
        2人用800円
地域別ベビーカーの粗大ゴミ収集手数料

横浜市では200円と非常に安く、世田谷区の二人用ベビーカーでも800円とどこの地域も比較的安価な収集手数料でした。

処分までの流れ

粗大ごみの収集は申し込み制です。受付を済ませた後にはっきりと金額が分かった後で粗大ごみシールを買うようにしましょう。(払いも戻しはありません)

粗大ごみセンターへ申し込み

電話かインターネットで受付をします。手数料・収集日を教えてもらえます。受付番号が分かるので控えておきましょう。

STEP
1

粗大ごみ処理券の購入

受付時に聞いた手数料分の粗大ごみ処理券をコンビニや郵便局で購入します。

STEP
2

収集

粗大ごみ処理券に「受付番号」「氏名」「収集日」を記載して職員が見える位置に貼ります。

STEP
3

収集日、終了

朝の8時までに指定の場所に出します。立ち合いなどは必要ありません。

STEP
4

プロセスはいたって簡単です。特に難しいことはありません。

デメリットはあるのか?

持ち運びびには困りませんが、粗大ゴミ収集の日にち指定が出来ないことがデメリットとなります。

普通ごみで出せるの?

長さが30センチ以上になるため普通ごみや不燃ごみでの扱いにはなりません。

リサイクルショップで売れるのか?

ベビーカーの中には買取になるものもあります。しかし使用頻度によっても傷みが出やすいものなので、お値段がつくのか、無料引き取りになるのか、処分になるのかは査定次第というところです。人気のメーカーでハイエンドモデル(高級モデル)などは評価が高くなる可能性はあります。

ブランド・状態によっては買取が出来る

ベビーカーには、A型・B型・二人用・AB兼用などのモデルがあります。人気のブランドとしては、「コンビ」「アップリカ」「エアバギー」「ピジョン」「マクラーレン」といったものがあります。人の肌に触れるものであり、汚れがひどい場合には中古は難しくなり、後は車輪の故障やロックが上手く出来ないような損傷がある場合も買取は難しくなります。査定の価格としては数百円~数千円が目安。お値段がつかない場合は無料引き取りのケースもあるでしょう。しかし粗大ゴミで処理手数料を支払うことを考えると、その費用分はお得になります。

もしくは人に譲るだけであればジモティのような無料掲示板を利用するのも有効です。

全てのお店で買取はしていない

リサイクルショップに買取の依頼をするにも、子供用品を取り扱っていたり、家財道具全般を扱っているショップに査定依頼をするのがおすすめ。

しかし1点だけの出張買取などは行っていないところが大半なので、1点だけの場合は店舗への持ち込みとなるでしょう。

子供用品を得意としているショップでは、セカンドストリートやオフハウスといった大手リサイクルショップチェーン店があります。

査定の前に見ておくところ

ベビーカーを中古として査定に出す前に確認すべきところがいくつかあります。きちんと動作するもので使用できなければ査定してもらうことが出来ないからです。

  • 車輪がきちんと回り破損していないか
  • ストッパーは動作するのか
  • 手で握るグリップは破損していないか

小さな子供を乗せるための道具なので、安全性が確認できなかったり、汚れがある場合は衛生的な問題で買取は出来ないのが一般的です。

不用品回収業者のベビーカーの引取り

不用品回収サービス

不用品回収業者に依頼をする一番のメリットは部屋からの「運び出し」をしてもらえるということです。しかし作業費や処分費や交通費といった費用がかかるので、依頼をする場合には費用対効果を考えると良いでしょう。つまりお金を支払ってでも運び出す価値があるか無いかということです。

引き取りの費用

不用品回収業者に引き取りの依頼をする場合には「作業費」「交通費」がかかってしまいます 。お部屋からの運び出しには1名~2名必要な場合もありますから人件費が必要です。そして粗大ごみとは違って集団収集ではありませんから、スポットで回収に行くことによる交通費がかかります。ベビーカーの場合も、作業費・交通費を含めると1回収あたり4000円は費用としてかかってしまいます。これ一点だけではなくその他に不用品の引取りがある場合に一緒に出すのが良いでしょう。

運び出しの心配はない

株式会社コーモドは、川崎や横浜、東京を中心に、不用品を回収する会社です。お忙しいご家庭の時間節約に、私たちのような専門業者を有効活用していただければと考えております。ベビーカーのような、捨てにくい不用品がございましたら、ぜひ弊社までお声がけください。

横浜・川崎・東京でベビーカーの回収

1点からでも回収にお伺いいたします。

対応エリア

東京都:板橋区・ 大田区品川区杉並区世田谷区文京区目黒区狛江市・稲城市

川崎市:川崎区・幸区中原区宮前区高津区多摩区麻生区

横浜市:鶴見区神奈川区・金沢区・西区中区南区港北区・港南区・保土ケ谷区・旭区・緑区・青葉区都筑区戸塚区・泉区

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片付け代行で暮らしのお手伝い

投稿者プロフィール

株式会社コーモド
2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。
お譲りいただいた不用品はリユース・リサイクルの分別を行い、最終的に残るものは一般廃棄物許可業者に委託をして処理されています。

【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号