ぬいぐるみの処分方法まとめ、捨て方や寄付先を詳しく解説

ぬいぐるみ処分

大切にしていたぬいぐるみを手放すとき、どのように処分すればいいか悩んでいませんか?ぬいぐるみには思い出が詰まっているだけに、ただ捨てるだけではなく、適切な方法で手放したいものです。本記事では、ぬいぐるみの正しい処分方法について、簡単な捨て方から、寄付やリサイクルの選択肢まで、詳しく解説します。あなたにとって最適な処分方法を見つけるための参考にしてください。

更にぬいぐるみをゴミとして処理したくない場合の「お焚き上げ」についてもお教えいたします。

ぬいぐるみや人形の基本的な処分方法

お片付けチャレンジャー

ぬいぐるみを捨てようと思うのだけど、どのように処分をしたらいいの?

リサイクル博士

ぬいぐるみを捨てる場合は、まずサイズを知ることが大切です。

もし30センチを超える大きなぬいぐるみなら「粗大ゴミ」で捨てなければいけない。

もしそれよりも小さなものなら「燃えるゴミ」で捨てることが出来ますよ。

お片付けチャレンジャー

大きさによって、燃えるゴミと粗大ゴミに分かれるのね。

ゴミにしない方法はないの?

リサイクル博士

ぬいぐるみは汚れの無いものであれば「寄付」という方法もある。

お片付けチャレンジャー

そうね、ゴミにするより誰かに使って欲しいわ。

売ったりすることは出来ないの?

リサイクル博士

ぬいぐるみでも、ブランドの物や人気のキャラクターの物や限定品だったりして希少性があると中古で売れたりしますよ。リサイクルショップやフリマアプリで売ったりすることが出来る。

お片付けチャレンジャー

そうなのね。じゃあ一度チャレンジしてみるわ。

動物などの特定のキャラクターをモチーフに中に綿を詰めて縫い合わせて出来上がるのが「ぬいぐるみ」ですが、かわいらしさから数多く集める人もいるでしょう。それらを処分する時にはどうすれば良いのか?いくつかの処分方法があります。

  • 燃えるごみで出す
  • サイズによっては粗大ゴミで出す
  • リユース可能ならリサイクルショップへ持ち込み
  • 寄付や人に譲る
  • 不用品回収業者に依頼をする
  • 粗大ゴミ収集に出す

まずサイズによって燃えるゴミか粗大ゴミで処分するのかの違いがあります。そのサイズは自治体によっても基準が異なり、川崎市や横浜市の場合は50センチ未満は燃えるゴミ・普通ごみの扱いとなります。しかし東京都目黒区など都内では30センチを超えるものが粗大ゴミの扱いとなるので、それぞれの地域の粗大ゴミセンターへの確認をおすすめします。

それ以外の方法としてはあまり汚れが無ければリサイクルショップに持ち込みをするとか、手間をかけずに簡単に処分したい場合には不用品回収業者に持っていってもらう方法があります。

ぬいぐるみを一般ゴミとして捨てる

ぬいぐるみを一般ゴミとして処分する方法です。

可燃ゴミとして処分

  • ほとんどの自治体では、ぬいぐるみを可燃ゴミとして捨てることができます。
  • ゴミ袋に入れて、自治体のルールに従い、指定の収集日に出します。
  • 小さいぬいぐるみや、布や綿でできた一般的なぬいぐるみはこの方法が適しています。

注意点

大型のぬいぐるみは、粗大ゴミとして扱われることがあるため、自治体に確認が必要です。

ぬいぐるみを粗大ゴミで処分

  • 自治体に連絡して、粗大ゴミの申し込みを行います。
  • 手数料がかかることが多いため、事前に確認してください。
  • 処分日に指定の場所に出して回収してもらいます。

サイズ的に大きなものは粗大ごみで処分することになりますが、手順は以下の通りです。

処分までの流れ

粗大ごみの収集は申し込み制です。受付を済ませた後にはっきりと金額が分かった後で粗大ごみシールを買うようにしましょう。(払いも戻しはありません)

粗大ごみセンターへ申し込み

電話かインターネットで受付をします。手数料・収集日を教えてもらえます。受付番号が分かるので控えておきましょう。

STEP
1

粗大ごみ処理券の購入

受付時に聞いた手数料分の粗大ごみ処理券をコンビニや郵便局で購入します。

STEP
2

収集

粗大ごみ処理券に「受付番号」「氏名」「収集日」を記載して職員が見える位置に貼ります。

STEP
3

収集日、終了

朝の8時までに指定の場所に出します。立ち合いなどは必要ありません。

STEP
4

プロセスはいたって簡単です。特に難しいことはありません。

デメリットはあるのか?

持ち運びには困らないのですが、粗大ゴミで出す場合には収集日が月に1度であったりするので、タイミングを合わせづらいことがあります。そして収集日の朝に出さなければいけないので、時間帯的に都合が合わない場合にも困る場合があります。

あとはぬいぐるみの場合は可愛らしいキャラクターなので、ゴミとして出しても「持ち去り」ということもあり得ます。自分が粗大ゴミとして出したものを知らない誰かに持ち去られるのは少し気持ちが悪いですよね。

川崎市・横浜市・東京都のぬいぐるみ処理について

ぬいぐるみの長さ30~50センチを超えないものは燃えるゴミとして扱われるので費用はかかりません。無料です。しかし30~50センチを超える場合は粗大ごみとして処理されて申し込み制による有料での収集です。申し込みは粗大ごみセンターへ電話、もしくはインターネットから可能です。

粗大ゴミ処分の費用

粗大ゴミの扱いになるサイズのぬいぐるみの処分費用を地域別で比較してみました。

地域手数料
川崎市 50センチ以上200円
横浜市 50センチ以上200円
東京都大田区 30センチ以上300円
東京都世田谷区 30センチ以上300円
東京都目黒区 30センチ以上300円
ぬいぐるみの粗大ごみ収集手数料

神奈川県の方が東京都より若干ですが安い結果となりました。

ぬいぐるみはリサイクルショップで売れるのか?

ぬいぐるみや人形で中古で売れるものというのは「人気キャラクター」「限定品」「希少品」というのがポイントになります。数多く販売されていてどこでも手に入るような汎用モデルの場合は中古品として販売するのは不向き。ですが、海外など寄付として送るなどで再利用の価値は十分あります。

キャラクターや希少性によって買取が出来る

ディズニーやテディベアのように人気のキャラクーで、さらに販売した数が少ない限定品や古い物で数が残っていないようなものはコレクター心をくすぐり売れやすいのです。そういったアイテムであれば中古としての価値は十分あります。こういったものは捨てずに買取に出してみましょう。価値が分からない場合もまずは捨てないということです。

全てのお店で買取はしていない

どんなリサイクルショップでもぬいぐるみや人形を買取するわけではありません。総合リサイクルショップのような幅広いジャンルを取り扱いしているお店が良いです。

リサイクルショップや寄付

処分するのもかわいそう。捨てるに捨てれない場合がよくあります。そんな時には「寄付」に出すというのも方法の一つです。NPO法人などがぬいぐるみの寄付を募っていたりします。集められたぬいぐるみは、児童施設へ送られたり、または海外へ送られたりしています。「誰かに使ってもらいたい」という気持ちがある場合には、このような寄付を利用するのも良いでしょう。セカンドライフ

  • リサイクルショップや、施設や慈善団体への寄付を通じて、再利用することができます。
  • 児童施設や福祉団体に寄付する場合、事前に受け入れが可能かどうかを確認します。

宅配を使って送る

ぬいぐるみを寄付に出したいと思っても持ち運びすることが出来ないと困る場合もあります。そんな時には宅配を使って送るのが良いでしょう。段ボールに箱詰めをして送るだけです。送料は負担することになりますが、恵まれない子たちに届けてあげるということで社会貢献できるのは素晴らしいことです。宅配を利用すれば日本全国どこにいても送ることが可能なので便利です。一つの例ですが、愛知県で宅配受付を行っている会社がありました。

どうしても捨てられないぬいぐるみや雑貨を寄付して、
アジアの子ども達を支援しませんか?

引用元:エコトレーディング

宅配で送るにしてもなるべく近いところの方が送料が安く済みますので、ぬいぐるみの無料引き取りを行っている会社を検索してみましょう。

ぬいぐるみや人形のお焚き上げ

ぬいぐるみや人形をゴミとして処分したくないという人もいます。ではそういった時にはどのように処分をすれば良いのか。それは「お焚き上げ」と呼ばれる供養をするのが良いでしょう。お正月に神社で絵馬やお札を返納しますが、あれもお焚き上げとして供養されます。同じようにぬいぐるみや人形も出来ます。しかしその場合には、ぬいぐるみや人形をお焚き上げしてくれる神社に依頼をしなければいけません。

最近は段ボールに箱詰めして宅配で送り受け付けてくれるところもあるので、近くにお焚き上げをしてくれる神社が無い場合には便利です。みんなのお焚き上げ

不用品回収業者のぬいぐるみや人形の引取り

不用品回収サービス

不用品回収業者に依頼をする一番のメリットは部屋からの「運び出し」をしてもらえるということです。しかし作業費や処分費や交通費といった費用がかかるので、依頼をする場合には費用対効果を考えると良いでしょう。つまりお金を支払ってでも運び出す価値があるか無いかということです。ぬいぐるみや人形というのは重量があるわけでもありませんし、持ち運びに困ることもありませんので、緊急性が高い場合や、一度に捨てきれないくらいの数のぬいぐるみや人形があるという時に利用されるのが良いでしょう。

ぬいぐるみの不用品回収の費用

不用品回収業者に引き取りの依頼をする場合には「作業費」「交通費」がかかってしまいます 。お部屋からの運び出しには1名~2名必要な場合もありますから人件費が必要です。そして粗大ごみとは違って集団収集ではありませんから、スポットで回収に行くことによる交通費がかかります。作業費・交通費を含めると1回収あたり4000円は費用としてかかってしまいます。会社によっては料金設定が大きく異なるので、事前に見積もりをすることをおすすめいたします。

運び出しの心配はない

不用品回収業者に依頼をする場合にはお部屋から運び出しをする必要はありません。マンションの高層階で運び出しが手間な場合でもお部屋にいたまま引き取り出来るのがメリットです。

不用品処分

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不用品処分廃棄方法

横浜・川崎・東京でぬいぐるみの回収

1点からでも回収にお伺いいたします。

対応エリア

東京都:板橋区・ 大田区品川区杉並区世田谷区文京区目黒区狛江市・稲城市

川崎市:川崎区・幸区中原区宮前区高津区多摩区麻生区

横浜市:鶴見区神奈川区・金沢区・西区中区南区港北区・港南区・保土ケ谷区・旭区・緑区・青葉区都筑区戸塚区・泉区

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ぬいぐるみの不用品回収のご依頼

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この記事を書いてる人

この記事を書いているのは株式会社コーモドのスタッフ。2007年の創業から10数年以上のキャリアで、古物販売・リサイクル業の専門家。実際に現場作業も行いながら、リアルなリサイクル事情をお伝えする記事の執筆の2足のわらじで当ホームページのコンテンツを作成と管理を行っている。好きなものは古いイタリア車。

投稿者プロフィール

株式会社コーモド
2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。
お譲りいただいた不用品はリユース・リサイクルの分別を行い、最終的に残るものは一般廃棄物許可業者に委託をして処理されています。

【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号