オフィスチェアの不用品回収、お得に処分する方法を比較
オフィス家具など事務用品はを不用品回収業者に依頼することもできますが、粗大ごみ収集に出すこともできます。その他には再利用出来そうなオフィスチェアの場合は買取も可能だったりもします。処理費用がいくらくらいなのか?どのようなオフィス用品なら買取が出来るかなど分かりやすくご紹介していきます。
オフィス用品の処分
- 家庭で使ったものなら粗大ゴミで処分
- 会社で使ったオフィス用品は回収業者に
会社から出るオフィス用品は粗大ゴミでは収集しません
粗大ゴミは家庭からの収集のみなので、会社や事業所から出るものは粗大ゴミでは出すことが出来ません。そのためオフィスチェアも回収業者に依頼をすることになります。
つまりオフィス用品の処分は「家庭で使っていたもの」が粗大ゴミで出せるか出せないかの境界線になります。
オフィスチェアの処分
デスクワークで使う回転いすの事ですが、ひじ掛けがついているタイプのものや、座面が肉厚な「重役椅子」的なものなど様々です。簡素なタイプなモデルは持ち運びもしやすいですが、高級モデルなどは重量もあって処分時に持ち運びする時には重さを感じるでしょう。
キャビネット回収
キャビネットは書類を入れてりする引き出しタイプのオフィス家具。机の横に置いたりする3段の引き出しタイプのものもそうです。家庭で使うタイプはこれくらいでしょうか。大型の観音開きタイプのものでスチールで出来ているものは上下で分割するタイプもありますが、重量があるので運び出しには注意が必要です。ネジで固定されていることが多いです。
オフィスデスクの引取り
オフィスデスクにも種類は多くあります。簡素な天板だけのもので脚を取り外せるタイプのものや、「両袖」「片袖」と呼ばれる引き出しがデスクと一緒になったタイプのものなどがあります。袖付きのデスクは一般家庭で使っている場合にはお部屋からの運び出しに苦労をするかもしれません。間口が狭かったりするので、引き出しを抜くなどして重量を軽くしたり、向きを縦にして出すなど工夫が必要になる場合があります。
家庭で使用していたオフィス用品の処理
家庭の中で使ったオフィス用品であれば粗大ゴミとして処理することは出来ます。申し込みをする時には誤解が無いように個人宅で個人用で使っていたと伝えると良いでしょう。
申し込み制による有料での収集です。申し込みは粗大ごみセンターへ電話、もしくはインターネットから可能です。
処分の費用
一般家庭で使用していたオフィス用品の粗大ゴミ収集手数料を地域別で調べてみました。
地域 | 品目 | 手数料 |
横浜市 | デスク(両袖机) | 1500円 |
デスク(両袖以外) | 1000円 | |
ライティングデスク | 1000円 | |
椅子 | 200円 | |
キャビネット(戸棚・棚) | 200円 | |
川崎市 | 一番長い辺が50センチ~180センチ未満 | 500円 |
大田区 | 勉強机用椅子 | 300円 |
デスク(両袖以外) | 1200円 | |
キャビネット(高さ+幅~135センチ) | 300円 | |
キャビネット(高さ+幅~180センチ) | 800円 | |
東京都世田谷区 | 椅子 | 400円 |
キャビネット(1番目と2番目に長い辺の合計140cm) | 400円 | |
キャビネット(1番目と2番目に長い辺の合計140cm~200cm) | 800円 | |
デスク | 400円~2800円 |
地域によっても手数料異なりました。デスクやキャビネットの場合は「箱もの家具」なのですが、辺の長さの合計で手数料が変わる自治体が多いようですね。粗大ゴミ申し込み時に手数料が分かります。
処分までの流れ
粗大ごみの収集は申し込み制です。受付を済ませた後にはっきりと金額が分かった後で粗大ごみシールを買うようにしましょう。(払いも戻しはありません)
粗大ごみセンターへ申し込み
電話かインターネットで受付をします。手数料・収集日を教えてもらえます。受付番号が分かるので控えておきましょう。
粗大ごみ処理券の購入
受付時に聞いた手数料分の粗大ごみ処理券をコンビニや郵便局で購入します。
収集
粗大ごみ処理券に「受付番号」「氏名」「収集日」を記載して職員が見える位置に貼ります。
収集日、終了
朝の8時までに指定の場所に出します。立ち合いなどは必要ありません。
プロセスはいたって簡単です。特に難しいことはありません。
デメリットはあるのか?
粗大ゴミ収集でオフィス用品を出す場合にはお部屋からの運び出しがありません。大きなデスクを運び出しする時に労力が要ることがデメリットになるのでしょうか。あとは収集の日にちを選択出来ないので、条件によっては不都合な場合があります。
リサイクルショップで売れるのか?
オフィス用品を中古品として売ることが出来るのか?ブランドや状態によってはオフィス用品も買取することは出来ますが、出張査定の対応などは各ショップによって対応が異なります。
ブランド・状態によっては買取が出来る
オフィスチェアでも人気なのが、「疲れない」「腰痛に良い」といった機能性を持ったオフィスチェアです。
- ひじ掛けがついている
- ハイバック(背もたれが高い)のタイプ
- バックシートなど調整の可能なタイプ
オフィスチェアでも人気のブランドはあります。
- エルゴヒューマン
- オカムラ
- ハーマンミラー
- アーロンチェアー
- ウィルクハーン
デザイン性に富んだオフィスチェアでブランドのものであれば評価は上がります。そして使用頻度の高い物ですが、状態が良い物であれば買取額もアップします。オフィスチェアの新品ってものすごく高いのいっぱいあるんです。
全てのお店で買取はしていない
オフィス用品を中古で売る場合にはオフィス用品に特化したお店に査定してもらうことをおすすめします。「餅は餅屋」じゃないですが、得意としているショップに買取買取をしてもらうのが良いです。一般的な家具にも近い場合なら総合リサイクルショップでも大丈夫です。ただIKEAやニトリで購入したオフィス家具は中古買取は難しいかもしれません。
不用品回収業者のオフィス用品の引取り
不用品回収業者に依頼をする一番のメリットは部屋からの「運び出し」をしてもらえるということです。しかし作業費や処分費や交通費といった費用がかかるので、依頼をする場合には費用対効果を考えると良いでしょう。つまりお金を支払ってでも運び出す価値があるか無いかということです。
引き取りの費用
不用品回収業者に引き取りの依頼をする場合には「作業費」「交通費」がかかってしまいます 。お部屋からの運び出しには1名~2名必要な場合もありますから人件費が必要です。そして粗大ごみとは違って集団収集ではありませんから、スポットで回収に行くことによる交通費がかかります。オフィスチェア一つでも作業費・交通費を含めると1回収あたり最低4000円~は費用としてかかってしまいます。会社によっては料金設定が大きく異なるので、事前に見積もりをすることをおすすめいたします。
運び出しの心配はない
オフィス用品をお部屋から運び出す時に一番困るのがデスクです。会社のように間口が広くないので、何かと搬出の時には苦労をしますが、不用品回収業者に依頼をすればそういった手間はかかりません。全て不用品回収業者に依頼をする必要はありません。椅子やキャビネットなど粗大ゴミを分けて、運び出しに困るものだけを依頼するというのも方法の一つです。
会社から出るオフィス用品の引取り
会社や事業所から出るオフィス用品の粗大ゴミ収集はありませんから、こういった場合にはまさに不用品回収業者がお役に立てます。時間帯を指定して運び出しが出来るので、他のオフィスが稼働していない時間帯の回収や、土日など人通りの少ない時に作業をしたり、通常の業務が終了した後に回収の作業を始めるなどアレンジも自由に出来るのが特徴です。
作業事例
【東京都港区で行った作業事例】
移転のため残った残置物の撤去の依頼をいただきました。オフィスチェア7脚。ミーティングーブル。その他テーブル、ソファー類、コーヒーテーブル、本棚を数種類、パソコンモニター・本体6セットホワイトボードなど。量としては2トントラック箱車1台分。ビルの6階からの搬出でしたが、土曜日の回収だったため人気が少なくスムーズに作業が出来ました。約1.5時間ほどで終了。費用は作業員2名が付いた、【トラック積み放題LLプラン】をご利用していただいて63000円税別での回収となりました。
オフィス用品回収の対応地域
東京都:板橋区・ 大田区 ・ 品川区 ・杉並区・ 世田谷区・文京区・目黒区・狛江市・稲城市
川崎市:川崎区・幸区・中原区・宮前区・高津区・多摩区・麻生区
横浜市:鶴見区・神奈川区・金沢区・西区・中区・南区・港北区・港南区・保土ケ谷区・旭区・緑区・青葉区・都筑区・戸塚区・泉区
記載の無い地域でも対応できる場合があります。お問い合わせください。
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片付け代行で暮らしのお手伝い
この記事を書いてる人
この記事を書いているのは株式会社コーモドのスタッフ。2007年の創業から10数年以上のキャリアで、古物販売・リサイクル業界の専門家。実際に現場作業も行いながら、リアルなリサイクル事情をお伝えする記事の執筆の2足のわらじで当ホームページのコンテンツを作成と管理を行っている。好きなものは古いイタリア車。
投稿者プロフィール
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2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。
お譲りいただいた不用品はリユース・リサイクルの分別を行い、最終的に残るものは一般廃棄物許可業者に委託をして処理されています。
【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号
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