コンクリートブロックやレンガの処分方法と不用品回収業者への依頼
ブロックやレンガを使ってお部屋のインテリアとして演出のためや、台座として購入するケースがありますが、要らなくなった時にいざ処分しようとするとどう処理して良いか困ってしまうものでもあります。その処分についての解説と不用品回収に出した場合の費用についてなどご紹介します。
レンガ・コンクリートブロックの処分
ブロックやレンガは30センチ以内なので、粗大ゴミの扱いにはなりません。しかし。30センチ以内だからといって「燃えないごみ」や「普通ごみ」として捨てれるかというと、そういうわけでもないんです。ここが少しややこしいところ。
ブロックの場合は、行政では収集をしない。しかしレンガであれば行政でも受け入れしてくれたりします。
行政での処理方法
川崎市のブロック・レンガの処理の対応
川崎市では、30センチ未満のレンガであれば、5個まで収集してくれます。(受付無料)30センチを超えるレンガ(多分そういうのは無いと思いますが)は販売店に相談。ブロックに関してはサイズ関係なく販売店に相談してくださいとのことです。
横浜市のブロック・レンガの処理対応
横浜市ではブロックの収集は行っていないそうです。工事を請け負った業者に依頼をすることになるようです。横浜市粗大ゴミ処理
エアコンの室外機の下にブロックを敷いてあるケースもよくありますが、この場合はエアコンを取り外した業者に撤去を依頼するということになりますね。
東京都のブロック・レンガの処理対応
東京都内の大半の地域でブロック・レンガの収集を行っていません。マンションのベランダにレンガを敷いてしまったりするケースもあるのですが、引っ越しの時などにこういうものが処理できなくて困るパターンです。
結局のところは、行政の対応としては、「販売店に相談」という対応な感じで、買ってしまっても処理に困るという矛盾が生まれるアイテムなわけです。
東京都内でブロックやレンガを引き取りすると教えてもらえる業者をご紹介しておきます。
- ウィステリアガーデン(電話番号:03-5374-2220) http://wisteria-garden.eco.coocan.jp
- 株式会社信太(しだ)商店(電話番号:0120-937-277) http://www.shida-eco.com/
東京都八王子市の場合
23区内では収集してくれなくても、八王子市ではブロックは粗大ゴミ(不燃)扱いで収集をしてくれます。工場で直接持ち込みが可能です。受け入れの許容枠は量によっても異なります。まずは確認してみてからですね。八王子粗大ゴミセンター
レンガ・ブロックの販売店とは?
レンガやブロックを販売しているのは、よくあるのはホームセンターです。しかしどこのホームセンターでも引き取りをしてくれるわけではありません。購入時に古いのを引き取りというのがよくあるパターン。引き取りのみだけは行っていないケースも多いです。
その他にブロックやレンガを売っているのは「建材店」です。一般向けの販売ではなく、業者向けのところ。だから一般の人が「ブロック・レンガを引き取りして欲しい」と申し出しにくい雰囲気があります。しかし、きちんと聞いてみると、手数料は取られますが受け入れしてくれるところは中にはあります。ただし、いたるところには無いので、見つけるのに苦労するかもしれません。
基本的に行政ではブロック・レンガのゴミは収集を行っていない
東京都の八王子市のように、稀に収集を行っている自治体はありますが、基本的にどこの地域でもブロック・レンガというのは行政ではしない方針の様です。
ホームセンターで処分
以前はホームセンターでもレンガやブロックを受け入れてくれたケースはあったかもしれませんが、2022年10月調べでは、カインズ・コーナン・カーマホームセンター・ビバホームで引き取りを行っているという情報は見当たりませんでした。日々状況は変わっているようです。
中間処理場で処理
ではブロック・レンガを処理するのに最適な場所はどこか?になるのですが、それは「中間処理場」と呼ばれる場所です。ここはどんな場所かと言いますと、解体現場などから出たがれきなどをリサイクルするために仕分け分別する処理場です。このような施設ではブロックやレンガでも処理可能です。
ブロックやレンガは破砕されて敷石などに再利用されたりします。ブロックとレンガ以外のものと混載で出すと「ガレキ」扱いになるためコストは高いですが、コンクリートブロックのみなどで出すとリサイクルしやすいため引き取りの単価が安くなります。
一般持ち込みは出来るのか?
中間処理場に持って行けば済む話なのかと思いがちですが、この中間処理場は一般からの受け入れをしていないケースが多々あるということです。どこの誰が持ってきたものか分からないものは受け入れ出来ないということです。
持ち込みには契約が必要になる
中間処理場に持ち込みする場合は「マニフェスト」という物(品物をどこから積んで、誰が運んでいるのかが記載された用紙)を提出しなければいけません。そして受け入れする側の処理場と持ち込みする側とで契約するのが一般的。しかし、家の片付けや引っ越しで出たからといって、1回限りのために契約して持ち込みするというのも面倒すぎますよね。
収集運搬業者を介してなら処分出来る
中間処理場との契約を持っている収集業者に依頼をすれば全く問題はありません。むしろその方がスムーズに処理が出来ます。しかし運搬するためには費用が発生します。
産業廃棄物収集運搬ってどんな時に必要なのか
どんな業者に依頼をすれば良いかについてですが、とりあえず産廃業者?と思われがち。そして「産業廃棄物収集運搬」という名前をよく耳にするかと思いますが、これはどんな許可かというと、例えばAさんという依頼人がいたとします。そしてB社に引き取りの依頼をする。さらにB社はC社に運搬の依頼をする。この時にC社は産業廃棄物収集運搬の許可が必要になります。
しかしAさんが依頼をして、B社が直接運搬をして処分場に持ち込みする場合には収集運搬の許可は必要ではありません。つまり元請け自身が運搬を行い持ち込みをする場合はこの許可は不要ということです。
河原などに放置することは出来ません
処分が面倒、費用をかけたくないと言っても、絶対に河原や空き地などに捨ててはいけません。それは不法投棄になってしまい環境問題になります。コンクリートブロックやレンガは適切に処理すれば難しいものではありませんから、独りよがりな処理方法は絶対に止めましょう。
リユースで販売出来るのか?
リサイクルショップや。メルカリやヤフオクで販売出来ない?と思う人もいることでしょう。しかしながら再販はかなり難しいと思ってください。ブロックなんかはホームセンターで1丁辺り200円程度で購入出来てしまう商品です。それくらい安価に手に入るものを中古買取というのは現実的ではありません。メルカリやヤフオクで購入した場合も、仮に1円で販売しても、発送に送料がかかってしまいます。梱包のにも手間や梱包材の購入費用が必要になります。このように考えるとブロックを中古品で売るというのは私はあまりお勧めできないです。
不用品回収業者のコンクリートブロック・レンガの引取り
ブロック・レンガを不用品回収業者に依頼することもできますが、粗大ごみ収集に出すこともできます。その他には再利用出来そうな自転車の場合は買取も可能だったりもします。処理費用がいくらくらいなのか?どのような自転車なら買取が出来るかなど分かりやすくご紹介していきます。
不用品回収業者に依頼をする一番のメリットは部屋からの「運び出し」や「処理に困るものの引取り」をしてもらえるということです。しかし作業費や処分費や交通費といった費用がかかるので、依頼をする場合には費用対効果を考えると良いでしょう。つまりお金を支払ってでも運び出す価値があるか無いかということです。
引き取りの費用
不用品回収業者に引き取りの依頼をする場合には「作業費」「交通費」がかかってしまいます 。お部屋からの運び出しには1名~2名必要な場合もありますから人件費が必要です。ブロック・レンガの収集するためには処分費用と運搬費用は合わせると、少量であっても1回あたり5000円~は必要になります。さらに引き取りする量によってや運び出しする状況によっても料金は変わっていきます。
運び出しの心配はない
例えばマンションのベランダに敷いたままのレンガもそのままの状態から運び出し作業代行可能です。庭に置いたブロックやレンガなども、まとめておく必要はなく、そのままの状態からの作業代行です。
作業事例
家の売買に伴ってのブロックレンガの撤去。住宅を売買をする時には、住宅(不動産)以外の動産物は撤去しなければいけないことが多いです。その中にブロックやレンガも含まれるケースもあります。買主側とのケースバイケースではありますが、要望されれば撤去すべきものです。ご自身では処理方法が分からないという理由からご依頼をいただくケースがよくあります。
横浜・川崎・東京でコンクリートブロック・レンガの回収
東京都:板橋区・ 大田区 ・ 品川区 ・杉並区・ 世田谷区・文京区・目黒区・狛江市・稲城市
川崎市:川崎区・幸区・中原区・宮前区・高津区・多摩区・麻生区
横浜市:鶴見区・神奈川区・金沢区・西区・中区・南区・港北区・港南区・保土ケ谷区・旭区・緑区・青葉区・都筑区・戸塚区・泉区
記載の無い地域でも対応できる場合があります。お問い合わせください。
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片付け代行で暮らしのお手伝い
この記事を書いてる人
この記事を書いているのは株式会社コーモドのスタッフ。2007年の創業から10数年以上のキャリアで、古物販売・リサイクル業の専門家。実際に現場作業も行いながら、リアルなリサイクル事情をお伝えする記事の執筆の2足のわらじで当ホームページのコンテンツを作成と管理を行っている。好きなものは古いイタリア車。
投稿者プロフィール
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2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。
お譲りいただいた不用品はリユース・リサイクルの分別を行い、最終的に残るものは一般廃棄物許可業者に委託をして処理されています。
【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号
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