遺品整理の費用はどれくらい?料金相場から節約のコツまで完全ガイド
遺品整理の費用が気になる方へ。この記事では、遺品整理の費用相場、料金内訳、費用を抑えるための方法について詳しく解説します。初めて遺品整理を依頼する方でも安心して依頼できるよう、見積もり依頼の際の注意点や業者選びのポイントも紹介します。
遺品整理を業者さんに依頼したのだけど料金について教えて?
遺品整理の料金は、引き取りする荷物の量と作業内容によって価格が決まるんですよ。
遺品整理の費用に含まれる基本的なサービス
遺品整理を依頼した場合に基本的なサービスがあります。
- 仕分け分別(形見分けなど)
- 貴重品の捜索(通帳・写真・登記簿など)
- お焚き上げの手配
- 処理費用
お住まいによってもワンルームや一軒家と様々ですが、これらを仕分け分別して処理をするのは大変ですが、これら一連の作業を遺品整理業者は行い代行費用が含まれた見積もりとなります。
家財道具の引取り
生活されていたままの状態からでも作業は可能です。仕分け分別といった作業を全て依頼することも可能です。その際に、貴重品や写真など、見つかった時には残しておいて欲しいものの仕分け依頼も可能です。
タンスの中に入ったままの衣類、本棚の中に入ったままの書籍、食器棚の中にある食器、これら全てを仕分け分別します。そして大型家具や大型家電のお部屋からの運び出しから引き取りまでを一貫して行ってくれるので、依頼者が何かしなければいけないことはありません。片付いた状態でのお引渡しとなります。
孤独死による特殊清掃
一般的な家財処分と違って、遺品整理の中には「特殊清掃」というものも含まれます。これは何かというと、いわゆる孤独死の時のお部屋の清掃のことです。付着したものの除去であったり、臭いを除去するような作業も含まれます。
お焚き上げ
仏壇や写真や人形・衣類といった遺品を供養してもらいたい場合には、「お焚き上げ」の代行も遺品整理業者は行っています。供養を行うお寺に、それらの遺品を送る代行をしてくれます。※もちろんご自身でお寺に持って行き供養してもらうことは可能です。
遺品整理にかかる費用の内訳
遺品整理の費用は、様々な要素が絡んでおり、その内訳を理解することで予算を立てやすくなります。以下に、遺品整理にかかる費用の内訳を詳しく説明します。
1. 基本料金
基本料金は、遺品整理業者が提供するサービス全般に対して設定される費用です。これには、人件費や基本的な作業料金が含まれます。
具体的な費用例
1部屋あたりの基本料金 | 30,000円〜50,000円程度 |
一軒家全体の場合 | 150,000円〜300,000円程度 |
2. 人件費
人件費は、実際に遺品整理を行うスタッフの労働に対して支払われる費用です。作業時間やスタッフの人数に応じて変動します。
具体的な費用例
1人あたりの作業時間 | 1,000円〜2,500円/時間 |
1日の作業時間 | 8時間程度 |
3. 運搬費
運搬費は、遺品を回収し、処分場や保管場所まで運搬するための費用です。距離や運搬する遺品の量によって変動します。
具体的な費用例
軽トラック1台分 | 10,000円〜20,000円 |
2トントラック1台分 | 30,000円〜50,000円 |
4. 処分費
処分費は、回収した遺品を適切に処分するための費用です。遺品の種類(家具、家電、衣類など)や量によって変動します。
具体的な費用例
家具1点 | 3,000円〜5,000円 |
家電1点 | 2,000円〜5,000円 |
衣類1袋 | 500円〜1,000円 |
5. 特殊作業費
特殊作業費は、特別な作業が必要な場合に発生する費用です。例えば、大型家具の解体、特殊清掃、貴重品の捜索などが含まれます。
具体的な費用例
大型家具の解体 | 5,000円〜10,000円/点 |
特殊清掃 | 50,000円〜100,000円 |
貴重品の捜索 | 10,000円〜30,000円 |
6. 清掃費
清掃費は、遺品整理後の清掃作業に対して発生する費用です。物件の大きさや清掃の範囲によって変動します。
具体的な費用例
1部屋の清掃 | 5,000円〜20,000円 |
一軒家全体の清掃 | 50,000円〜100,000円 |
7. その他の費用
具体的な費用例
行政手続きの代行 | 10,000円〜30,000円 |
リフォーム費用 | 100,000円〜500,000円 |
遺品整理にかかる費用の内訳は、基本料金、人件費、運搬費、処分費、特殊作業費、清掃費、その他の費用から成り立っています。それぞれの費用がどのように決定されるかを理解することで、全体の予算を把握しやすくなります。遺品整理業者を選ぶ際には、これらの費用内訳を確認し、見積もりを比較して納得のいくサービスを選ぶことが重要です。
遺品整理の費用の一般相場
遺品整理の費用って凄く高いイメージだけど、本当に高いの?
遺品整理は、基本作業以外にお焚き上げや特殊清掃などが含まれるから一般的な片付けと違い少し割高なんですよ。
それぞれの会社の運営のやり方や、地域よっても価格差があるんです
遺品整理の基本作業には、遺品の仕分けと分別、貴重品の捜索、遺品の梱包、清掃作業、といったことがあります。それらのサービスを含めた物が遺品整理の費用となります。
これとは別に、特殊清掃やお焚き上げ代行のサービスもありますが、それらはオプションとなり、そのサービスを利用する場合には、代行費用が追加されて計算されます。もしなければ基本的な遺品整理の費用で計算をされることになります。
お部屋の間取りだけでは費用の算出は難しく、なぜならばお家によって同じ間取りでも家財道具の量が異なるからです。20坪と50坪の敷地に建った3LDKでは床面積も違いますし、収納の大きさにも差が出ます。
同じ床面積であったにしても、いわゆる「ゴミ屋敷」の状態で、足の踏み場もないくらいのお家は通常の1.3倍~1.5倍くらいトータルの量が増えます。
更に作業量、引き取りする荷物の量、人件費によっても変動します。
遺品整理費用で一軒家の場合
約80平米~100平米程の床面積の住宅の中に生活されていたままの状態でお引き取りをする内容で仮定した場合に、遺品整理の費用としては約40万円~が目安になります。リサイクルできるものも家財道具の中に含まれていますから、それらを相殺しての費用です。おおよよそ箱形の2トントラックに4台に積み込みするくらいの量はあります。(約40立米~)
この費用から加算される主な要因としては、「荷物の量がさらに多い」「ロケーション的にスタッフ増員が必要」「時間がかかる作業内容」のようなものが挙げられます。
間取り別の荷物の量の目安
間取り | 荷物の量・立米 | 費用目安 |
ワンルーム | 5立米~ | 5万円~10万円 |
1LDK | 11立米~ | 10万円~20万円 |
2LDK | 18立米~ | 15万円~30万円 |
3LDK~ | 28立米~ | 40万円~80万円 |
お住まいの状況によって荷物の量は異なります。遺品整理を行う会社によっても料金の目安は一律ではありません。
※もしこの目安金額よりも大きく上回るような場合は注意して少し検討すべきです。この価格帯で依頼を請け負ってくれる会社は多くあります。
遺品整理の費用の算出
遺品整理業者はどのように計算をするのか?以下のようなことが主に挙げられます。
- 作業の規模と内容:遺品整理の作業がどの程度の規模か内容によって、費用が異なります。 大量の遺品や特殊な作業がある場合は、それに応じて費用も増加します。
- 引き取りする遺品:大型の家具や家電などの運び出しが困難なアイテムがある場合や、処理費用のかかるものや、作業にかかるコストがかかる内容の場合は費用が増える可能性があります。
- 作業の難しさ:作業が困難で搬出などが難しい場所で行われる場合や、特殊清掃などが必要な状況がある場合は、それに応じて費用が上がる場合があります。
- 処分費用の変動:リサイクルが可能なアイテムが多い場合は、費用が削減されることがあります。
- 地域の相場差:地域ごとに経済状況や生活コストが異なるため、遺品整理の相場も地域によって異なります。都市部と地方では価格が異なる場合があります。
- 業者の価格差:それぞれの業者で請け負う基本料金が異なります。業者選びによっても価格は違います。
遺品整理で50万~100万かかるケース
遺品整理で50万円オーバーの案件となれば間取りの広い家族用マンションや一戸建てになります。会社の規模や運営コストによって遺品整理を請け負える費用はそれぞれ異なり、一軒あたり100万円くらいの遺品整理費用がかかる場合もあります。
当社がお引き受けした東京・神奈川の住宅の一戸建ての場合で、その遺品の量はおおよそ50~60立米が平均的でした。箱形のトラックで換算すると5台~6台くらい。1台あたりの単価が10万円であれば50万円~60万円となり、単価が20万円であれば100万円の計算になります。
1台あたりの単価が20万円の場合は、作業がやりにくい立地であったり仕分け分別にスタッフが多く必要な場合が想定されます。その他の理由としては何でも廃棄にするとコスト高になります。
50~60立米分の遺品整理を行った場合に、仕分け分別をしっかりすれば廃棄処分になる費用はおおよそ15万円程度。人件費・作業費・運搬費を含めて50万円~60万円程度でも現実的には可能です。さらに買取品があればもう少し価格が下がる可能性もあります。
地域別の遺品整理費用の比較
東京の遺品整理費用
遺品整理をした場合の地域性はどうなのか?場所によって費用が異なるのか?という点ですが、処理費用のコストや人件費の違いも地域によってはあります。東京近郊の場合は人件費も高いのです。移動にも時間がかかるので作業時間にも影響されます。さらに立地によってはコインパーキングなどの駐車料金が高かったり、タワーマンションの高層階からの作業は時間がかかることなどコストが増える要因が多くあります。これらの理由で東京の遺品整理はコスト高になりやすいのです。
地方の場合は作業自体はやりやすいとしても、住宅が広いことで荷物の量が増えることが想定されます。関東の一戸建ての場合は約20坪から40坪程度の住宅が多いのですが、地方の場合は40坪~の住宅が多いです。平米数でも120平米は超えるので、その中に入っている家財道具の量は東京よりも多くなることで費用がかさみます。地方の場合は建坪が大きいことが理由。
孤独死保険で遺品整理の費用を支払う
高齢者が住まわれる賃貸物件の中には「孤独死保険」というものがあります。ご家族が周りにいない方や、遠い親戚であったりすると支払いを拒否されてしまうケースもアリ、その場合には大家さんが負担をしなければいけなくなるのですが、そういったリスクを避けるための保険です。もしそのような契約に加入されていたならば、費用は保険で賄われます。
家財処分と遺品整理で費用に違いがあるのか?
遺品整理は特別な作業で、一般的な家財処分よりも費用が高いと思われている方もいるかと思いますが、特殊清掃・お焚き上げ代行のような作業が含まなければ家財処分と同じような価格帯でお引き取りは可能です。
費用を抑えるためのポイントとコツ
遺品整理の費用節約は買取を利用すると効果的です。
遺品整理の費用を少なく済ませるためには、「買取」「リユース・リサイクル」を活用すると大きな効果が得られます。家財道具の中には数万円~数十万円になるものも混ざっている場合もあります。そういったものをきちんと売却することで費用を節約することが可能になります。
遺品整理で売れるものはあるのか?
遺品の中で高値になりやすいものとしては、貴金属・時計(ロレックス・オメガなど高級品)、ブランドバッグ、ハイエンドのオーディオ・高級機なカメラ・美術品(作家が有名な絵画・骨董品など)このようなものがあります。高級時計やブランドバッグのようなものは偽物も多く出回っているので、鑑定が出来るところに査定されるのがおすすめ。専門店へ持って行くのも良いのですが、それらの手間を掛けれない場合には、遺品整理業者でも買取を行っているので、時間や手間をかけずに、さらに遺品整理費用の節約も出来て一石二鳥です。
【関連記事】遺品買取で高く売れるもの”ソレウル”
遺品の無料回収を利用する
遺品整理業者では無料引き取りを行っていることも珍しくありません。粗大ゴミとして処理する場合にはかかる手数料も、「リサイクル可能」と判断されれば無料で引き取りしてくれるものも含まれます。
主に買取までには至らず、無料引き取りであればというレベルのアイテムということです。
遺品整理の見積もりを依頼する際の注意点
複数の業者から見積もりを取る
複数の業者に見積もりを依頼し、価格やサービス内容を比較することが重要です。一つの業者に限定せず、最低でも3社から見積もりを取ることで、相場感が掴め、より適切な業者を選ぶことができます。
見積もりに含まれる内容を明確にする
見積もりに含まれる具体的なサービス内容を確認し、何が含まれていて何が追加料金になるのかを把握することが重要です。作業内容(運搬、処分、清掃など)や、作業員の人数、時間、車両の数などを細かく確認します。
見積もりに含まれる内容を明確にする
見積もりに記載されていない作業や、想定外の状況(例:大きな家具の搬出や、特殊清掃が必要な場合など)に対して追加料金が発生する可能性があるため、その有無を事前に確認することが大切です。
以上の3つのポイントがより良い遺品整理をするために大切な項目です。
遺品整理の費用に影響を与える要因
遺品整理の費用にはさまざまな要因が影響を与えますが、その中で遺品整理の費用に影響を与える主な要因を説明します。
遺品の量
遺品の量は、遺品整理の費用に直接的に影響を与える最も重要な要因です。遺品の量が多いほど、整理や運搬、処分にかかる手間と時間が増えるため、費用も高くなります。
作業の難易度
遺品整理の作業の難易度が高いほど、費用が高くなります。難易度には、遺品の種類や状態、搬出の困難さなどが含まれます。例えば、狭い階段やエレベーターのない建物の上層階からの大型家具や重い家電の搬出は難易度が高く、費用が増加します。また、物が散乱している状態や、長期間放置されていたために汚れや臭いが強い場合も、作業の難易度が高くなり、費用が増える要因となります。
処分する品物の種類と処分方法
処分する品物の種類とその処分方法(リサイクル、一般廃棄物など)も費用に影響を与えます。特に、リサイクルが出来ないものが多く含まれているほど、廃棄物として処理するものの割合が高いと処分費用が高くなる傾向があります。
作業員の人数と作業時間
遺品整理には作業員の人数や作業時間が影響します。作業員が多いほど、また作業時間が長いほど、人件費が高くなるため、費用も増加します。例えば、遺品の量が多く、大規模な整理作業が必要な場合、通常より多くの作業員を手配する必要があります。そのため、複数日にわたる作業が発生する場合など、人件費が大きくなり、結果として費用が高くなります。
以上のことが一般的な遺品整理で費用に影響する要因です。
さらに、特殊清掃(臭気除去、害虫駆除、カビ取りなど)が必要な場合、通常の整理作業に加えて追加費用が発生します。遺品整理を行う場所の立地条件も、費用に影響を与える要因です。都市部やアクセスが困難な場所では、交通費が加算されることがあります。都市部では駐車場代がかかる場合が多く、また、交通渋滞の影響で移動時間が長くなることも費用に影響します。地方や山間部、離島などアクセスが難しい場所では、業者の移動に時間とコストがかかり、その分費用が増加することがあります。
その他には、供養、形見分け、特殊輸送などのオプションサービスが含まれる場合、費用に影響を与えます。
遺品整理業者のより良い選び方
遺品整理業者を選ぶ際のポイントは、以下の通りです
- 資格と許可の確認、遺品整理士や古物商許可を持っている業者を選ぶと、安心して依頼できます。
- 口コミや評判を確認、実際に利用した人の口コミや評価をチェックし、信頼できる業者かどうか確認しましょう。
- 見積もりの明確さ、料金体系が明確で、追加費用が発生しないかを事前に確認することが大切です。
- 対応エリアとスピード、対応エリア内で、希望する日時に対応可能な業者を選びましょう。
- アフターサービス、清掃や供養、リサイクルなどのオプションサービスがある業者も検討すると良いです。
これらのポイントを押さえることで、信頼できる遺品整理業者を選ぶことができます。
遺品整理を業者に依頼した場合の費用の相場ですが、これは結構差があります。高いところですと、3LDKのお住まいの場合は100万円~するところもありますが、「そのような金額は高額過ぎてともも払えない」と依頼を希望されていたからお話を聞いたことがありました。実際のところそこまでの費用をかける必要もなく請け負ってくれる業者さんはいっぱいありますし、買取り業者を入れるなどの工夫をすればそこまで費用はかからないケースは多くありますが、なぜこのような価格になるのか?
業者によって価格が異なる理由
なぜ業者によって価格に差があるのか?という疑問が生まれるのは当然です。「大手だから?」「ただのぼったくり?」「サービスが優秀だから?」と思うこともありますが、遺品整理の費用の価格には様々な費用が含まれていることはご存知でしょうか?費用の中には一括サイトや送客サイトに支払う費用も含まれているということです。
一括サイト・送客サイトによる中間マージン
遺品整理業者を探すのにネット検索をすると「一括見積もり」「遺品整理〇〇」とヒットすることがあります。これらのサイトを運営しているのは主に広告会社です。広告会社が集客を行い、作業をする遺品整理業者に送客をする仕組みです。受注をした業者は一件あたり30%ほどの手数料を支払うのですが、これらは当然遺品整理費用に含まれるわけです。仮に100万円の受注の場合には遺品整理業者は広告会社に30万円の支払い。業者は実質的には70万円で請け負ったのと同じです。
それであれば、中間マージンを省いてダイレクトに遺品整理業者に依頼をした方が良いに決まっていますよね?
一括見積もりのメリットとデメリットを比較!お得に利用する方法
安くて良質な遺品整理業者の選び方
ネット検索をすると今では星の数ほど出てくる遺品整理業者ですが、その中でどんな会社を選べば「当たり業者」なのかをお教えいたします。
検索結果の順位が業者の優劣ではない
例えばネット検索で「遺品整理 (地域名)」で検索をした場合に、1ページ目に出てくる業者=優秀な業者とは限りません。検索結果というのはSEO対策と言って、表示結果を上に上げる業者に依頼をすることも可能だからですSEO対策を行うということも広告費用の一種なので、そこに力を入れている会社の遺品整理費用にも含まれてしまいます。見た目の良いサイトも製作会社に依頼をしていたりと何かとお金がかかっています。そういったことを考えると、実は3ページ目や4ページ目のようなポジションにいる業者の中に、良心的で手頃な価格で遺品整理をしてくれる業者さんがいたりするものです。
一括見積もりサイトや送客サイトで選ぶ業者が一番安いとは限らない
一括見積もりサイトに見積もりをすれば1度に数社の見積もりの回答がもらえると非常に便利な感覚もするのですが、その仕組みというのは、特定の業者だけに見積もりの依頼を一斉にするやり方です。1案件に対して5社から10社。それらの業者の中での相場が出来上がってしまうため、つまりそこへ登録していない他の業者の見積もり金額は分からないということです。
「おすすめの遺品整理業者5選」のようなサイトは送客会社の1種です。遺品整理業者が集客目的で利用しています。広告会社が作成したサイト経由で送客をする仕組み。
一括見積もりサイトも送客サイトもどちらも手数料がかかり、1受注あたりおおよそ30%くらいの費用です。こういったサイトを利用して遺品整理を依頼することこれらの費用も加わった料金が見積もり金額となります。
遺品整理業者を比較する
一括見積もりではなく、自分で見つけたた遺品整理業者で3社ほど見積もりを取ることで、比較することが可能です。会社の規模や運営のやり方によっても価格は異なりますが、相場がある程度見えてきます。
自分の依頼したい内容に合ったサービス(作業開始出来る予定や作業にかかる日数)を提供してくれる会社の中で、一番良さそうな会社を比較するということも大切です。
遺品整理の費用が高額な悪徳業者も増加中
近年は遺品整理にかかわる依頼で高額な請求をする業者が増えています。安そうな謳い文句で見積もりを取ると予想以上の金額になり、そのまま断れず依頼をしてしまうケースです。
- ホームページの価格が安そうだったから
- ホームページの見た目で信頼してしまった
- すぐに見つかったところだったから
こういう理由で見積もりを依頼してしまう方が多いのですが、遺品整理という一生に一度依頼するかのことで相場価格も分からず頼んでしまう方がいます。慌てている利用者を逆手にとって高額請求をする業者が増えていますからご注意ください。
おすすめは自社運営・自社引き取りを行っている会社
すべてのサイトが一括見積もりや送客サイトというわけでもありません。遺品整理業者が自社でサイト運営を行っているところもあります。ダイレクトに依頼をすることで、中間マージンを省けば予想よりも安い費用で遺品整理が出来ることは間違いありません。しかし検索結果では上位表示されないことも多々あるので、検索する場合は少し掘り下げて調べる必要があります。
自社運営かどうかを調べる場合には、サイト内の「会社概要」を見ると分かります。もしくはグーグルマップを使い、検索で遺品整理業者と入力すると、地域の業者がヒットしたりもします。
遺品整理でよくある質問(FAQ)
遺品整理を行う際には、さまざまな疑問や不安が生じることがあります。以下に、遺品整理でよくある質問とその回答をまとめました。
-
遺品整理にはどれくらいの時間がかかりますか?
-
遺品整理にかかる時間は、物件の広さや遺品の量によって異なります。一般的には、1部屋の整理に数時間から1日、一軒家全体の整理には数日から1週間程度かかることが多いです。具体的な時間は事前に業者に相談して確認しましょう。
-
遺品整理を行うタイミングはいつが良いですか?
-
遺品整理を行うタイミングは、家族の気持ちや状況に応じて決めることが大切です。葬儀が終わってから落ち着いた時期に行うことが一般的ですが、急な引っ越しや家の売却などの理由で早めに行う場合もあります。家族の感情や状況を尊重し、適切なタイミングで行いましょう。
-
遺品整理の費用はどのくらいかかりますか?
-
遺品整理の費用は、物件の広さや遺品の量、業者のサービス内容によって異なります。一般的な費用の目安は以下の通りです。
一軒家の場合: 150,000円〜300,000円 具体的な費用は、複数の業者から見積もりを取り、比較することをおすすめします。
1部屋の場合: 30,000円〜50,000円
-
貴重品や思い出の品はどう扱われますか?
-
多くの遺品整理業者では、貴重品や思い出の品を丁寧に取り扱い、家族に確認してもらった上で整理します。事前に重要なものを伝えておくと、紛失を防ぐことができます。業者と連携して、貴重品や思い出の品を適切に処理しましょう。
-
不用品の処分方法はどのようになりますか?
-
不用品は、リサイクルや再利用が可能なものはリサイクル業者に引き渡され、それ以外のものは適切に廃棄されます。環境に配慮した処分方法を実施する業者を選ぶと良いでしょう。また、家電リサイクル法に基づく処分が必要な家電製品については、適切な手続きを行います。
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遺品整理の際に立ち会う必要がありますか?
-
遺品整理の際に立ち会うかどうかは、家族の希望や状況によります。立ち会うことで、貴重品や思い出の品を確認しながら整理を進めることができますが、業者にすべて任せることも可能です。業者と事前に相談し、立ち会いの有無を決めましょう。
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買取可能な遺品はどのように処理されますか?
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買取可能な遺品は、業者によって査定され、買取価格が提示されます。買取金額は遺品整理費用から差し引かれることが一般的です。買取を希望する場合は、事前に業者に伝え、査定を依頼しましょう。
-
遺品整理を依頼する際の注意点は?
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遺品整理を依頼する際には、以下の点に注意してください。
- 契約内容の確認: 契約内容や料金体系をしっかり確認し、不明点があれば業者に質問します。
- 複数の業者から見積もりを取る: 複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較します。
- 信頼性の確認: 業者の信頼性を確認するために、口コミや評判をチェックします。
-
遺品整理後の清掃はどうなりますか?
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多くの遺品整理業者では、整理後の清掃もサービスに含まれています。清掃範囲や内容については事前に確認しておくと良いでしょう。特別な清掃が必要な場合は、追加料金が発生することがあります。
-
遺品整理の依頼はどのように行えば良いですか?
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遺品整理の依頼は、まず業者に問い合わせて見積もりを依頼します。見積もりに納得したら、日程を調整して契約を結びます。依頼の際には、整理の希望内容や重要な遺品について詳しく伝えることが大切です。
遺品整理にはさまざまな疑問や不安が伴いますが、よくある質問とその回答を知ることで、スムーズに進めることができます。信頼できる業者を選び、適切なタイミングで遺品整理を行うことで、安心して大切な故人の思い出を整理することができるでしょう。
東京・神奈川のおすすめ遺品整理業者ならコーモド
川崎・横浜・東京で遺品整理業者をお探しなら、是非当社にご相談下さい。リユースリサイクルを中心として遺品整理を行い、環境にも優しくとてもエコです。価格も業界最安値の価格帯なので安心してご利用いただけます。
遺品整理の基本作業
こんなことが出来ます
仕分け分別
スタッフがお住まいの中の家財道具を仕分け分別を行い、貴重品の捜索もいたします。
合同お焚き上げ
仏壇などの「お焚き上げ」による供養はお寺様に代行手配いたします。
遺品買取
「捨てる」ではなく、再利用できるために私たちがいます。中古品として価値のあるものをお買取りいたします。
主なサービス概要
遺品整理 | 仕分け分別不要 |
遺品の買取 | 家電品・家具・骨董品・ホビー品・生活雑貨・オーディオなど多数査定 |
お焚き上げ | 合同供養代行依頼いたします |
簡易清掃 | 作業後に行います |
お見積もり | 無料 |
遺品整理の費用の目安
間取りによる参考金額です。お住まいの状態や買取品が多い場合には価格が変動します。お見積もり金額の提出後に価格が変動することはありません。
間取り | 費用の目安 |
1K | 19800円~ |
1DK | 39800円~ |
1LDK | 49800円~ |
2DK | 79800円~ |
2LDK | 79800円~ |
3DK | 108000円~ |
3LDK | 108000円~ |
4LDK | 188000円~ |
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遺品整理でお引きしたものの取り扱い
一般廃棄物業者との提携
お部屋片付けで出たものは仕分け分別を徹底して、リユース品とリサイクル品へ限りなくゴミを減らす努力はします。しかし最終的にゴミ処理しなければいけないものは、提携の一般廃棄物処理の許可業者に引き渡すことになりますのでご安心ください。環境への配慮も怠りません。
遺品整理の流れ
4つのSTEP
まずはお気軽にご相談ください
過去の遺品整理の実績
東京都北区東十条で遺品整理
マンションの5階に住まわれていたお父様のお部屋の遺品整理のご依頼をいただきました。間取りは3DKで60平米程度。ここはエレベーターが無い建物でしたので、5階から家財道具一式をリレーで運び下ろさなければいけないという案件でした。階段の通路も狭いため、作業も手間がかかる内容で、工期的には2日はかかりました。荷量としては2トン箱車2.5台ほどでしたが、スタッフ増員ということになり、費用は総額で36万円(税込み)でした。
川崎市麻生区千代ヶ丘で遺品整理
床面積100平米以上はある一戸建ての住宅の遺品整理のご依頼をいただきました。こちらのお住まいは、家屋のみならず、外回りとガレージにも荷物が積みあがった状態でして、かなり手ごわい状況でした。2トン箱トラックで約10台ほど。仕分け分別もかなり困難な状況で、数日は作業にかかる内容。普通に考えても100万円は超える案件でした。しかし、思いのほか買取出来るものが混ざっていて、お酒や骨董品系など。お付き合いしていただいている業者様からのご紹介ということもあり、お値引きを含め80万円(税込み)でお引き受けいたしました。
東京都大田区の都営団地で遺品整理
リフォーム業者様からのご依頼で、都営団地の3階のお部屋の遺品整理をご依頼いただきました。残置物撤去をして、原状回復をするということだそうです。間取りは3DKで60平米ほどでしたが、床が見えないくらい荷物が置かれている状況で、通常よりも荷物多めの内容です。2トン箱車4台ほどは必要であるのと、階段作業ということで、人員を増やして対応しないと作業が進まない状況でした。そういったコスト増も含め、55万円(税込み)でお引き受けいたしました。
東京都町田市で遺品整理
5LDKで140平米以上はある大きなお住まいの遺品整理のご依頼いただきました。買取に出すものと処分するものをしっかりと分けさせていただき、買取り金額で約15万円ほど値付けをさせていただき、最終価格は65万円(税込み)でご契約いただきました。
遺品整理の対応エリアは川崎・横浜・東京
川崎市を中心に、横浜・東京・神奈川で遺品整理に対応しています。
>東京都大田区 >東京都品川区 >東京都杉並区 >東京都世田谷区 >東京都港区 >東京都目黒区 >東京都狛江市
>川崎市幸区 >川崎市中原区 >川崎市高津区 >川崎市多摩区 >川崎市宮前区 >川崎市麻生区
横浜市青葉区
>横浜市青葉区 >横浜市旭区 >横浜市神奈川区 >横浜市港北区 >横浜市栄区 >横浜市瀬谷区 >横浜市都筑区
>横浜市鶴見区 >横浜市中区 >横浜市西区 >横浜市南区 >横浜市緑区 >横浜市保土ヶ谷区
>相模原市 >藤沢市
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片付け代行で暮らしのお手伝い
投稿者プロフィール
-
2007年の創業の神奈川県川崎市内のリサイクルショップ。不用品回収と買取を10年以上に渡り営業を行っている。豊富な経験と実績もある古物販売・リサイクル業の専門家。安心して依頼が出来る不用品回収サービスをモットーに誠実な営業を続けさせていただいております。
お譲りいただいた不用品はリユース・リサイクルの分別を行い、最終的に残るものは一般廃棄物許可業者に委託をして処理されています。
【古物商許可】神奈川県公安委員会第452520008296号
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